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価値の低い広告枠とは?

※この記事は2020年10月7日に更新されました。

この記事では、アドセンス審査に120人以上を合格させている実績がある専門家「柏木るい」が「価値の低い広告枠」について2020年最新版の情報を紹介しています。
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「価値の低い広告枠」の意味とは?

価値の低い広告枠とは?

「価値の低い広告枠」の「広告枠」とは、ズバリあなたのサイトやブログのことを指しています。

Googleの視点からあなたのサイトやブログを見ると、サイトやブログではなく「広告枠」という扱いになります。

なぜならアドセンス広告とは、あなたのブログやサイト内に関連性の高い広告が自動で掲載されるタイプのものであり、あなたのブログやサイトはGoogleから見ると広告を掲載するための「媒体」となるからです。

ですから「価値が低い」という言葉には次のような意味があります。

★「価値が低い」という言葉の意味
  • 広告を掲載するに値しない、媒体として価値が低いサイトやブログ
  • ユーザーのニーズを満たせるような高度な情報が掲載されていないため、検索機会がないと判断できる価値が低いサイト
  • すでに他のブロガーによって量産されている情報を転用しているだけなので、検索機会がないと判断できる価値が低いサイト

グーグルはあなたのサイトやブログを広告を掲載する媒体として見ているわけですから、人気が出そうもない、まったく人の目につきそうもない、そんな売れない場所に広告を掲載したいと思うはずがありません。

あなたならどうですか?

あなたが自分の商品の宣伝をするために、Googleアドセンスの広告に出稿したとします。

あなたが広告を出稿する側の立場なら、自分の広告はアクセスがたくさんあるサイトに掲載させたいと思いませんか?

誰も読みに来ないような低品質のブログの記事に、ポツンとあなたの商品の広告を載せたいでしょうか?

載せたくありませんよね?

それと同じようにGoogleも考えているのです。

ですから、
Googleにとっては「価値の低い広告枠」=「価値の低いサイト・ブログ」ということなのです。

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Googleが「価値の低い広告枠」と判定する基準とは?

「価値の低い広告枠」と判定されたらアドセンスの「お申し込み時の条件」を再度熟読する必要があります。

サイトのページがAdSenseの利用条件を満たしているか確認しなくてはいけないのです。

 

 

以下は「お申し込み時の条件」からの引用です。

  • AdSense を有効活用していただくためには、関連性の高い独自のコンテンツがあり、ユーザーの利便性を重視したページを用意していただく必要があります。
  • 他にはない魅力があるか(他にも多数のサイトがすでに存在しているため、ユーザーの関心を引き付け、詳しく知りたいと思ってもらえるような、関連性の高い独自のオリジナル コンテンツを掲載しましょう。
  • テキストや画像などのページ上の要素の配置をよく考え、魅力的なレイアウトを作り、ユーザーが求めている情報を簡単に見つけられるようにします。
  • ユーザーが入力できるコメント欄を用意するのもおすすめです。サイトを改善し、成長させていくうえでは、ページにアクセスしてコンテンツを参照したユーザーからの意見や要望が非常に参考になります。

Googleはどんな基準で「価値の低い広告枠」と判定しているのでしょうか?

「多くの人の目に触れる機会が作れない記事」だという判定をされると価値の低い広告枠になると思われます。

それを知るには、
Googleという会社が何の会社なのかを知ることが重要です。

Googleは検索エンジンの会社です。

グーグルは公式サイトで自社の使命について、以下のように述べています。

Google の使命は、世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて使えるようにすることです。

ですからGoogleにとって「価値の高い記事」とは検索インデックスに上位表示されて、多くの検索ユーザーに見てもらえる可能性が高い記事のことです。

検索インデックスに上位表示される可能性があって、検索してきたユーザーの役に立つ情報を明確に提供しているブログやサイトが高く評価されるのです。

Googleは検索インデックスに上位表示されない記事は多くの人に読まれることがないことをよく理解しています。

じゃあ「価値の低い広告枠」と判定されているということは、その記事は検索に上位表示されないということですか?

極端な言い方をするとそうなります。

もちろん、どんなに良い記事を書いても、すぐには上位表示されません。

サイトの信用度などがついてくるまでの数ヶ月間は、上位表示されないのです。

ですから、
Googleが審査しているのは「将来的に検索インデックスに上位表示される可能性」だと言えます。

「将来的に検索インデックスに上位表示される可能性」ってどんな基準で見ているんですか?

それは「検索」の使用用途を考えればよくわかります。

検索の使用用途?

あなたはどんな時に「検索」を使いますか?

  • 何かわからないことがある
  • 何か知りたいことがある
  • 何かやってみたいことがある

主にこの3つの欲求があるときに人は検索を使用するのです。

検索意図について詳しく解説している動画があります。ご参考にどうぞ↓

コアアップデート対策【1】7大検索意図を満たす記事は上位表示する!

これらの欲求を解決する上質な答えが提示されていて、なおかつオリジナリティのある内容の記事がGoogleの検索インデックスに上位表示されています。

それらのほぼすべてが実体験に基づく「情報提供型」や「問題解決型」の内容になっているのです。

自分のことについて書かれた日記のようなブログではなく、誰かの役に立つ情報を発信しているのです。

自分のために書かれた記事ではなく、誰かのために書かれた記事にすることが重要なのです。

「検索する」という場面からもわかるように、人々が「検索する」ときに求めているのは答えです。

自分のわからないことや知りたいことに対する情報です。

検索する人の誰もが、その知りたい答えがわかりやすく、明確に、丁寧に書かれている記事を読みたいと思います。

さらに、その情報の信ぴょう性が明確なことも重要ですよね。

誰が書いたかわからないような、適当な情報では信ぴょう性がありません。

ということは、プロフィールもとても重要だということになります。

ですから、そのような上質な構成で書かれている記事をGoogleは検索インデックスに上位表示させているのです。
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価値の低い広告枠と判定される主な6つの原因

それでは、価値の低い広告枠と判定される原因になる具体的な例には、どういったものがあるのでしょうか?

それは以下の6つがあります。

★価値の低い広告枠と判定される6つの原因
  1. 自分のことばかり日記のように書かれている
  2. 提供される情報の内容が薄い
  3. 提供される情報がすでに他の人によって提供されていて、新しいオリジナリティのある情報がない
  4. 問題を解決できていない
  5. 関連情報のリンクなどが貼られていなかったり、読みくいレイアウト等の不親切な構成になっている
  6. ただ商品を紹介したいだけの構成になっている

①自分のことばかり日記のように書かれている

誰かの悩みや問題解決のために書かれた記事には価値がありますよね。

誰かの役に立つ情報を提供しているわけですから。

ところが、日記風に自分のことばかり書いている記事では、誰かの役に立つ情報にはなりません。

人の役に立つ情報を記事にしましょう。

②提供される情報の内容が薄い

ユーザーの興味を引く独自のコンテンツがあるか

熱心なリピーターを獲得するうえで最も大事なのは、価値の高い独自のコンテンツを掲載することです。

ユーザーにコンテンツを楽しんでもらえれば、共有を通じて他のユーザーにも評判が広がり、サイトの成長につながります。

優れたコンテンツを作成するためのヒントやアドバイスについては、AdSense ブログの記事「Creating outstanding website content in 3 steps(英語)」をご覧ください。

別のサイトの記事や埋め込み型動画など、外部のコンテンツを使用する際はご注意ください。

最も重要なのは、専門家の知識、何かを改善する方法、クチコミ情報、自分のアイデアなど、他にはない独自のコンテンツを掲載することです。

Google サイト運営者 / パブリッシャー向けポリシーで定められているように、AdSense 広告は、独自性がないコンテンツや著作権で保護されたコンテンツを掲載しているサイトには表示できません。そのようなコンテンツへの広告掲載はポリシー違反に該当するため、広告配信の停止やアカウントの閉鎖につながる場合もあります。

サイトを運営するうえでの推奨事項については、ウェブマスター向けの品質に関するガイドラインをご覧ください。

※お申し込み時の条件より引用

人の役に立つ記事を書こうとしても、提供される情報の内容が薄いと問題解決の助けにはならないでしょう。

検索する人の状況を考察して、その人の悩みや問題を深掘りして、徹底的に詳しく解説してあげることが必要です。

「詳しすぎる」くらい丁寧に情報を提供しましょう。

実際に検索してくれるユーザーを事前に想定して記事を書くことで、「ユーザーが求めている情報が何か?」ということが明確になります。

検索ユーザーのための記事の作り方について解説した記事はこちら↓

③提供される情報がすでに他の人によって提供されていて、新しいオリジナリティのある情報がない

他にはない魅力があるか?

他にも多数のサイトがすでに存在しているため、ユーザーの関心を引き付け、詳しく知りたいと思ってもらえるような、関連性の高い独自のオリジナル コンテンツを掲載しましょう。

  • テキストや画像などのページ上の要素の配置をよく考え、魅力的なレイアウトを作り、ユーザーが求めている情報を簡単に見つけられるようにします。ウェブサイトのユーザー エクスペリエンスを改善するためのヒントについては、AdSense ブログの記事「Refining your website’s user experience in 3 steps(英語)」をご覧ください。
  • ユーザーが入力できるコメント欄を用意するのもおすすめです。サイトを改善し、成長させていくうえでは、ページにアクセスしてコンテンツを参照したユーザーからの意見や要望が非常に参考になります。

※お申し込み時の条件より引用

あなたが提供しようとしている情報がすでに多くのブロガーさんによって投稿されている場合、いくらあなたの体験談に基づく情報だとしても、オリジナリティのある記事とは言えないでしょう。

なぜなら、似たような内容の記事がすでにたくさん存在しているからです。

あなたの情報を見なくても、同じ問題を解決できる記事が別にたくさんあるわけです。

そのような状態であなたの記事に価値があるでしょうか?

代用が効かないような記事を作りましょう。

アドセンスの公式見解にも以下のように明確に記載されています。

ユーザーにとって価値がほとんどないページや広告の比率が高すぎるページには Google 広告が表示されません。これには、第三者が提供するコンテンツに付加価値を付けずに、コンテンツをコピーまたはリライトしたページが含まれます。 

つまり、すでに似たような記事が他のブロガーさんによって投稿されていて、検索ユーザーにとって有益となるような付加価値となるオリジナルの情報が記載されていないような記事では「コピーコンテンツをコピーまたはリライトしたページ」と扱われてしまうということです。

詳しくは「ウェブマスター向けの品質に関するガイドライン」に書かれた以下の項目をご確認ください。

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④問題を解決できていない

あなたが提供した情報が検索ユーザーの問題を解決できるほどに詳細な情報提供ができているでしょうか?

上辺だけのどこか他の媒体から仕入れたありきたりの情報を並べただけの記事になっていませんか?

求められているのは、体験談に基づく情報です。

検索ユーザーの問題を解決するために具体的な事例を紹介して、他の記事よりも詳細に情報を提供しましょう。

さらに、あなたの情報の正確性を示せる根拠を提示することが重要です。

どうしたら根拠を示すことができますか?

あなたが撮影した画像を提示するのが一番です。

あなたが本当に体験談を投稿するのであれば、実際の画像を証拠として投稿しましょう。

また、実績を証明できるものを具体的に提示しましょう。

リンクであったり、画像であったり、資料であったり、とにかく重要なのは証拠を示すことです。

本や他サイトから情報をまとめただけの記事にはその情報を証明する証拠が提示されていません。

ですから、証拠が提示できる記事には強みがあります。

証拠をしっかりと示せてこそ、信頼できる情報となりますよね。

例えば、私のサイトでは実際に合格された受講生様を紹介しています。

◎アドセンス審査合格実績とお客様の声

受講生のみなさんが投稿していだいた感想や合格実績を証明させることによって、信頼できる情報と判定されるわけです。
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⑤関連情報のリンクなどが貼られていなかったり、読みくいレイアウト等の不親切な構成になっている

操作が簡単でわかりやすくなっているか

サイトの利便性を高めるには、見つけやすく使いやすいナビゲーション バー(またはメニューバー)を用意することが大事です。

ナビゲーションバーを作成する際のポイントは、以下のとおりです。

  • 項目の並び – すべての項目を適切に並べる
  • 読みやすさ – テキストを読みやすくする
  • 機能 – 適切に機能するプルダウンリストを作成する

旅行関連のサイトの場合は、次のようなナビゲーション バーが効果的です。

-> ホーム <> 目的地 <> ギャラリー <> レビュー <> 会社概要

コンピュータープログラム関連のサイト場合は次のようになります。

-> ホーム <> C++ <> PhP <> JavaScript <> 初心者向け <> 会社概要

どのようなサイトでも、サイトの利用方法がすぐにわかるようなナビゲーション バーを設置することが大切です。

詳細については、ユーザーの利便性に関するガイドラインのわかりやすいページ構造でユーザーを誘導するをご覧ください。
※お申し込み時の条件より引用

ユーザーの利便性を考慮していない記事は、評価されないことは明白です。

読み手のことを考えた記事構成は必須となります。

文字だけがひたすら並んでいて、文字の塊にしか見えないような記事は読みにくいです。

フォントサイズを変えたり、デコレーションをして、見やすく、読みやすく、情報を探しやすいレイアウトにしましょう。

読み手の視線で記事を見直すことがとても重要になります。

記事を見つけやすいようにナビゲーションメニューを設置したり、記事内の内部リンクや外部リンクの設置はとても重要です。

記事内で言及しているものに対してリンクが設置されていないとユーザーにとってとても不便ですよね。

ユーザーにとって有益になる情報にはリンクを設置してあげましょう。
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⑥ただ商品を紹介したいだけの構成になっている

アフィリエイトを目的として、ただ商品を売りたいだけの記事になっていませんか?

実際に使ってもいない商品をアフィリエイト報酬目当てに「おすすめです」と紹介していませんか?

紹介するのであれば、実際に購入して、使用している商品を紹介しましょう。

そうすれば、リアルな体験談が書けますし、実際に使用しているオリジナルの写真も使えます。

それが証拠となり、情報の信ぴょう性をアップさせることになります。

ユーザーの問題解決になる手段の一つとして、実際にあなたが使用して優れていた商品やサービスを紹介しましょう。

実際に使用した体験談だと証明できない記事には価値があるとは言えませんね。

このような記事は、読む人の役に立つ記事ではないため、Googleは検索結果に上位表示させることはありません。

だから「価値が低い広告枠」と判定されるのか・・・

検索結果に上位表示されないと、多くの人に読まれることもありません。

そのような多くの人に読まれる機会が見込めないブログに、わざわざ広告を出したいと思う人はいませんよね。

だから、「価値の低い広告枠」という表現になるのね!

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価値の低い広告枠を改善するには?

価値の低い広告枠を改善するには、以下の対応が求められます。

  • 体験談に基づくオリジナリティのある記事を書いて、検索ユーザーの悩みや問題を解決できる質の高い情報を提供すること
  • 情報の信ぴょう性を示すための証拠として、実際に自分で撮影したオリジナルの画像を使用すること
  • ユーザーの利便性を考慮した使いやすく、見やすいデザインにすること

すでに多くのブロガーさんが書いているようなテーマで記事は書かないでください。

検索ユーザーにとってみれば、他の記事で事足りるからです。

まだ誰も書いていない情報を提供しましょう。

そして、読んでくれるユーザーのための記事を作るという意識を忘れていはいけません。

Adsenseの公式サイトにも「価値の低い広告枠」についてたくさんの問い合わせがされています。まずは一度相談してみるのも良いかもしれません。

Adsenseヘルプの「価値が低い広告枠」についての質問履歴はこちら

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