※この記事は2021年3月22日に更新されました。
アドセンス審査合格に必要なプロフィールページの作り方とは?
グーグルは2019年3月のアルゴリズムアップデート以降、プロフィールページをかなり重視するアルゴリズムに変えています。
なぜなら、情報の信ぴょう性を重視するようになったからです。
専門家や専門サイトによる信頼できる情報を優遇するアルゴリズムにシフトしました。
そのため、しっかりと作りこんだプロフィールを作成が求められています。
プロフィールページは固定ページで作成する
プロフィールページは投稿記事ではなく、固定ページで作成しましょう。
見出しをつけて、一般の記事と同じようにしっかりと作り込みます。
プロフィールのURLは「https://○○○○.com/profile/」のような感じでいいと思います。
他にも「https://○○○○.com/selfintroduction/」などでも構いません。
法人の場合は「https://○○○○.com/company/」も多く見かけますね。
そのページが何を掲載しているページなのかがわかりやすいURLを付けるようにしましょう。
日本語で「https://○○○○.com/プロフィール/」と設定してしまうと記号変換されて意味のわからないURLになるので半角英数を使用することをおすすめします。
アドセンス審査に合格するために必要なプロフィールに書くべき内容とは?
自分が扱っているサイトテーマの専門家であること、その分野に関して専門的な知識があることを明確に示しましょう。
なんの専門家であるのか、どんなことに関する専門的な知識があるのかを、文章と実際の画像、リンクなどを使って証明させることが重要です。
グーグルは「その人がそのテーマを扱う資格があるかどうか?」をプロフィールから判定してきます。
素性がわからない人が書いている情報は信ぴょう性がありませんよね?
普通の人なら、しっかりとした専門家の情報のほうが信ぴょう性が高いと考えます。
グーグルも同じです。
文章で書くだけではダメで、それを裏付けることができる証拠が必要となります。
書く事だけなら誰にでもできますからね。
例えば、旅をテーマにしたブログを書いているのであれば、自分が色々な国を旅してきた証拠となるような画像や体験談をプロフィールに記載しましょう。
実際の写真やパスポートのイミグレスタンプなども使えます。
地元ネタを書くのであれば、地元に精通していることを証明できる自分で撮影したオリジナルの写真をたくさん使いましょう。
プロフィールに書いたほうが良い項目
- 出身地
出身地の行政などのサイトにリンクを貼りましょう。 - 出身校
出身校は具体的に書いて、学部や学科などまで詳しく書く事をおすすめします。さらに学校の公式サイトのリンクを貼るようにしてください。
卒業した年月日も入れておきましょう。 - 年齢
- 性別
- 趣味
- 特技
- 資格
資格を保有している場合は、それを証明するためにディプロマなどを撮影した写真を掲載したり、発行している協会などの公式サイトのリンクを貼ったりします。 - 実績
実績も具体的な年月日を記載しましょう。 - このサイトについての説明やビジョン
実際にアドセンス審査に合格された生徒さんたちが書いた参考になるプロフィール例をいくつかご紹介しますね。
↓こちらのサイトは「節約」「懸賞」をテーマに、節約するための方法やお得情報、懸賞情報などを発信していますから、自分がその道で実績があることをプロフィールで紹介しています。
↓こちらのサイトはアメリカ人ネイティブスピーカーが違和感なく日常で使用している英会話フレーズの中から、日本人が便利に使えるものを厳選して紹介しているサイトです。
アメリカのミシガン在住の管理人さんがアメリカ人の奥さんと一緒に音声データを活用して信憑性を担保しています。
↓こちらのサイトは町田のおすすめグルメを紹介しているサイトです。管理人が実際に町田に住んでいて町田に精通していることをプロフィールで紹介しています。
グーグルがプロフィールを重視するようになった理由とは?
このようなアルゴリズムの強化が行われた原因はアフィリエイトサイトにあります。
アフィリエイターさんたちが実際に使ってもいない商品を報酬目当てに「おすすめです」と紹介したり、専門家でもないのに、嘘を書いて適当な情報を発信していました。
それでもSEO対策さえできていれば、上位に表示できる時代が長く続いたのです。
しかし、グーグルもそれに対策をとってきました。
そして完成したのが、現在のアルゴリズムです。
アルゴリズムは半年に1度くらいのペースでアップデートが繰り返され、どんどん信ぴょう性や専門性、権威性を重視するように強化されてきています。
ですから、書くだけではダメなので、自分で撮影したオリジナルの画像をたくさん使いましょう。
その際、代替テキストとキャプションは必ず入力するようにしてください。
代替テキストとキャプションについてはこちらの記事が参考になります。
↓
「WordPress」画像の代替テキスト・キャプションの効果的な使い方
プロフィールページを作る最大の目的はグーグルに対して自分がその道の専門家であって、このサイトで発信している情報は信頼に値することをアピールすることです。
そのため、自分が何者で、どんなキャリアをもった信用できるスペシャリストなのかをわかりやすく提示することが重要です。
プロフィールは真実を書かなくてはいけないの?
プロフィールにはすべて真実を書かなくてはいけないのでしょうか?
素性を知られたくない人もたくさんいます。
結論から言うと、真実を書く必要はありません。
真実のように書けばいいと思っています。
ブログを本名で運営されている方は極小数です。
ほとんどのブロガーさんがペンネームのようなものを使用しています。
ですから、そのペンネームのキャラクター設定を事前にしっかりと決めておいて、それに沿ったプロフィールを書けばいいわけです。
もちろん、自分の本当のことを書いてもいいですし、自分を投影させたプロフィールにしても大丈夫です。
しかし、証拠となるような画像などをしっかりと提示できる範囲にしてください。
持ってもいないような資格を書いても、証明する画像がなければ意味がありません。
YMYLと呼ばれる健康系や医療系、お金系の記事を投稿しているサイトならば、素性をしっかりと公開して、グーグルから信頼できる専門家であると認めてもらわないと、上位表示は絶望的なので、ジャンルによっては顔出し、素性全公開が条件になるような場合もあります。
プロフィールはヘッダーメニューに掲載したほうがいいの?
メニューバーについては、グーグルの公式サイトで以下のように掲載されています。
引用:お申し込み時の条件 サイトのページが AdSense のご利用条件を満たしているか確認する
操作が簡単でわかりやすくなっているか
サイトの利便性を高めるには、見つけやすく使いやすいナビゲーションバー(またはメニューバー)を用意することが大事です。
ナビゲーション バーを作成する際のポイントは、以下のとおりです。
- 項目の並び – すべての項目を適切に並べる
- 読みやすさ – テキストを読みやすくする
- 機能 – 適切に機能するプルダウンリストを作成する
(例)旅行関連のサイトの場合は、次のようなナビゲーション バーが効果的です。
-> ホーム <> 目的地 <> ギャラリー <> レビュー <> 会社概要
(例)コンピューター プログラム関連のサイト場合は次のようになります。
-> ホーム <> C++ <> PhP <> JavaScript <> 初心者向け <> 会社概要
どのようなサイトでも、サイトの利用方法がすぐにわかるようなナビゲーション バーを設置することが大切です。
詳細については、ユーザーの利便性に関するガイドラインのわかりやすいページ構造でユーザーを誘導するをご覧ください。
このことから、ヘッダーのメニューバーに必要なコンテンツは次の通りだと言えます。
- ホーム
- カテゴリー名A
- カテゴリー名B
- プロフィール(サイト管理人情報)
※サイトマップ・プライバシーポリシー・お問い合わせフォーム等はフッターやサイドバーにあれば十分なので、ヘッダーメニューには加えなくて大丈夫です。
アドセンス審査でよくあるご質問をまとめたQ&Aはこちら↓
アドセンス審査に出す前のサイト設定で絶対に必要なものとは?↓
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